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P I N S A R O

ピンサロ

pinsaro
分類風俗・業界 別名ピンクサロン / pink salon 用例「店内ボックス席でのサービス」 「短時間料金体系」 用法名詞 ▸ 累計 PV

低価格帯の店舗型業態として、1980 年代には繁華街の景観を象徴する存在だった。

ピンサロ(ピンクサロン)は、店舗内で口腔系の性的サービスを提供する性風俗関連特殊営業業態である。本項では 1970 年代後半-1980 年代の隆盛、低価格帯業態としての位置づけ、現代における衰退傾向、関連業態との比較について扱う。

概要

ピンサロは、固定店舗内に区画された半個室・ボックス席を設け、女性従業員と客が一対一で着席状態のままサービスを行う業態である。1970 年代後半から 1980 年代を通じて主要な性風俗業態の一つとして発達し、店舗型業態の中でソープランド・ファッションヘルスより低価格帯のセグメントを形成してきた。

ピンサロの特徴は、(1) サービスがボックス席で完結し個室浴室・寝室を持たない、(2) 提供されるサービス内容が口腔系に特化、(3) 短時間・低価格の料金体系、(4) 大量回転型の運営モデル、にある。これらの特性により、サラリーマン層の繁華街利用と緊密に結びついた業態として発達した。

歴史

「ピンクサロン」名称の起源

「ピンクサロン」の名称は、1970 年代の日本において繁華街に立地する小規模性的サービス店舗の通称として定着した。「ピンク」(pink)は当時の日本において「桃色映画」(性的映画)の意で用いられた用法に由来し、「サロン」(salon)はカウンター式・客席式の店舗を指す業界用語であった。

「ピンクサロン」の店舗形態の直接の起源として、1960 年代後半-1970 年代前半の「半個室式バー」「キャバレー風喫茶」等の業態が指摘される。これらは法的には飲食業の届出を行いつつ、女性従業員によるサービスを提供する形態を取っていた業態であり、その性的サービス比重を高めた発達形態がピンサロであるとされる要出典

1980 年代の隆盛

1980 年代を通じて、ピンサロは全国主要都市の繁華街に展開する主要業態として隆盛を迎えた。東京の渋谷・新宿・池袋・上野、大阪の梅田・難波、名古屋の栄、福岡の中州等の繁華街中心部に多数のピンサロ店舗が立地し、サラリーマン層の夜間利用と緊密に結合する業態となった。

この時期、料金体系は短時間制(20 分・30 分・40 分等のコース設定)が一般的であり、料金は同時代のソープランドの数分の一の価格帯で運営されていた。営業時間は深夜に及び、繁華街の景観の重要な構成要素となっていた。

1984 年の風営法改正

1984 年の風営法改正により、ピンサロは「店舗型性風俗特殊営業」の一類型として法的位置づけが整備された。営業可能区域、営業時間、店舗構造、従業者の年齢制限(18 歳未満禁止)等が法律上明確化された。

1990 年代以降の縮小

1990 年代以降、ピンサロ業態は徐々に縮小傾向に入った。背景要因として、(1) 1991 年バブル景気崩壊以降の繁華街経済の停滞、(2) ヘルスデリヘル等のより包括的サービス業態への市場分離、(3) 風営法・条例による営業区域・営業時間の規制強化、(4) 警察行政による継続的な摘発、等が指摘される。

2000 年代以降は、ピンサロの店舗数は段階的に減少しており、現在では限定的な集積地(東京の池袋・上野、大阪の難波等)のみに営業店舗が残存する状況にある。

業態の特性

店舗構造

典型的なピンサロ店舗は、(1) 入口・受付フロア、(2) 待合スペース、(3) 区画されたボックス席が並ぶサービススペース、により構成される。ボックス席は仕切り壁・カーテン等で区画される半個室形式が一般的であり、完全な個室ではない。客は受付で料金を支払い、女性従業員と共にボックス席に移動する。

料金体系

ピンサロの料金体系は短時間制(20-40 分のコース)が基本であり、料金は店舗・地域・時間帯により差異がある。同時代のソープランドの数分の一の価格帯で運営されることが業態的特徴である。指名料・延長料金等の追加課金が一般的に存在する。

従業員と運営

ピンサロの女性従業員は、店舗との業務委託契約形態が一般的であり、シフト制で勤務する。1990 年代以降の業態縮小に伴い、従業員確保が困難な店舗が増加し、これも業態衰退の要因の一つとなった。

関連業態との比較

ソープランドとの相違

ソープランドが個室・浴室・寝室を備えた高価格帯業態であるのに対し、ピンサロはボックス席による短時間サービスの低価格帯業態である。両業態は同じ性風俗業界に属するが、料金水準・サービス内容・営業時間・客層において大きく異なる。歴史的には、ソープランドが「特別な機会」の高級サービスとして利用されるのに対し、ピンサロは繁華街での日常的な短時間利用と結合してきた。

ファッションヘルスとの相違

店舗型ファッションヘルスは個室・ベッドを備えた業態であるのに対し、ピンサロはボックス席のみで運営される。サービス内容・料金・所要時間において、ファッションヘルスはピンサロとソープランドの中間的位置づけにある。

デリヘルとの相違

デリヘルは無店舗型・派遣型の業態であり、固定店舗を持つピンサロとは構造的に異なる。1990 年代後半以降、ピンサロが衰退する一方でデリヘルが急成長したことは、性風俗業界全体の業態構成の構造的転換を示す現象として位置づけられる。

法制度との関係

売春防止法との関係

ピンサロは売春防止法に定める「売春」(性器の直接結合行為)を伴わない性的サービスを提供する建前で運営される。提供されるサービスは口腔系に限定され、これが業態の制度的境界を形成している。

風営法上の位置づけ

風営法上、ピンサロは「店舗型性風俗特殊営業」として届出を要する業態に分類される。営業可能区域は都道府県条例により指定され、営業時間制限・年齢制限等の規制を受ける。

摘発の経緯

ピンサロ業界は、警察行政による摘発の継続的対象となってきた。1990 年代-2000 年代を通じて、店舗の営業時間外運営、未届出営業、年齢制限違反、サービス内容の境界違反等の事案で摘発が継続した。これらは業態縮小の制度的要因の一つを形成している。

文化的言及

社会学者・中村淳彦『性風俗産業の社会学』(2017)等は、ピンサロを含む店舗型性風俗業態の労働実態・経済構造を分析している。ピンサロは、戦後日本の繁華街文化・サラリーマン消費文化と緊密に結合した業態として、地域文化研究・消費社会研究の対象としても位置づけられる。

業態としてのピンサロは、1980 年代の隆盛から現在の縮小に至る業界史的軌跡が、性風俗業界全体の構造変化を象徴する事例として、業界研究において重要な参照点を成している。

関連項目

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参考文献

  1. 『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』 日本国法令 (1984)
  2. 中村淳彦 『性風俗産業の社会学』 勁草書房 (2017)
  3. 近藤雄生 『戦後風俗業態事典』 晋遊舎 (2015)
  4. 『売春防止法』 日本国法令 (1956)
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