hentai-pedia

エロ単語辞典
本日 PV
E E E S U E M U A A R U

ASMR

eeesuemuaaru
分類フェチ・嗜好 別名ASMR / autonomous sensory meridian response / 自律感覚絶頂反応 / 音声作品 用例ASMR 音声作品」 「バイノーラル ASMR 用法名詞・動詞 ▸ 累計 PV

ささやき声、紙を擦る音、耳元で動く道具の音。日常の些細な響きが、独自の感覚体験を引き出す経路として再発見された。

ASMR(エーエスエムアール、autonomous sensory meridian response、自律感覚絶頂反応)とは、特定の音響刺激・視覚刺激により頭部・首筋・背中に生じるくすぐったさを伴う心地よい感覚反応を指す俗称である。2010 年代以降、当該感覚を意図的に誘発する映像・音声コンテンツが YouTube・専門配信プラットフォーム上の独立ジャンルとして発達し、成人向け領域においても独自の音声作品市場を形成するに至っている。

概要

ASMR は本来、音響・視覚刺激への身体反応を指す日常的現象を表す概念である。ささやき声、紙を擦る音、ブラシで物をなでる音、料理の音、咀嚼音、繰り返される動作のリズム等、特定の音響・視覚刺激により、頭部・首筋・肩甲骨周辺に生じる「ぞくっとする」「くすぐったい」「心地よい」と表現される感覚を、当該語は指す。

2010 年代以降、当該感覚の誘発を目的とする映像・音声コンテンツが YouTube・niconico・DLsite 等の配信プラットフォーム上の独立ジャンルとして発達した。専門の制作者(ASMRtist と呼ばれる)が、バイノーラル録音(両耳の位置に近い 2 マイク録音)技法を用いて多様な音響コンテンツを制作している。

成人向け領域においては、当該技法を応用した音声作品が独立した一市場を形成している。とりわけ DLsite における同人音声作品は、2015 年頃以降の成長期を経て、現在では同社売上の中核ジャンルのひとつを成すに至っている。声優・脚本家・効果音技師等の専門職による高度な制作体制が確立した領域である。

語源

「ASMR」は autonomous sensory meridian response の頭文字略語である。同術語は 2010 年、米国の起業家ジェニファー・アレン(Jennifer Allen)が、当該感覚反応を指す中性的・科学風の名称として造語したものである。それ以前にも当該現象は「ASMR タイプの感覚」「whisper community」等として愛好者コミュニティの中で議論されていたが、2010 年以降のアレンによる命名以後、急速に一般化した。

「自律感覚絶頂反応」は、英語名称の直訳的日本語訳である。「絶頂」の語は本来 meridian(子午線、頂点)の訳として選択されたものであり、性的含意を必ずしも前提としない。実際には ASMR 体験は性的反応とは別個の身体反応として成立する場合が多く、当該訳語は専門領域における定訳というよりむしろ便宜的な訳出に留まる。

英語圏でも、ASMR は元来非性的な感覚体験を指す概念として用いられている。当該感覚と性的反応との関係、および両者の差異については、神経科学的・心理学的研究が現在も進行中の主題である。

歴史と展開

概念成立以前

ASMR と分類される感覚体験は、概念命名以前から日常的に経験される現象であった。インターネット普及以前から、当該感覚を「ぞくっとする」「鳥肌が立つ」等と表現する語法は世界各地に存在した。

2000 年代後半以降、YouTube 等の動画共有プラットフォームの普及に伴い、当該感覚を共有・議論する愛好者コミュニティがオンライン上に形成された。当初は「whisper videos」「unintentional ASMR」等の語で呼称される映像が制作・共有されていた。

2010 年代の独立ジャンル化

2010 年のアレンによる ASMR 命名以後、当該分野は急速に体系化された。専門の制作者の登場、専門の配信チャンネルの確立、バイノーラル録音技術の普及等が、2010 年代を通じて進展した。

2014 年以降、英国の心理学者ニック・デイヴィス(Nick Davis)、エマ・バラット(Emma Barratt)らによる学術研究が開始され、ASMR の神経科学的・心理学的研究が論文の形で蓄積されるに至った。fMRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いた脳活動研究では、ASMR 体験時に特定の脳領野(デフォルトモードネットワーク等)が活性化することが報告されている。

成人向け領域への展開

2015 年頃以降、日本の同人誌即売会・DLsite 等の同人音声配信プラットフォームにおいて、成人向け ASMR 音声作品の制作・販売が本格化した。バイノーラル録音による立体音響、声優によるシチュエーション音声、効果音による情景演出等が組み合わされた高度な制作体制が確立された。

2020 年代に入り、当該ジャンルは DLsite における売上の中核を成す独立ジャンルへと成長した。声優・脚本家による専門の制作スタジオが多数設立され、商業声優も同領域に参入する状況が成立している。

配信プラットフォーム文化との関連

ASMR 動画は、YouTube・Twitch 等の配信プラットフォームの中核ジャンルのひとつとしても発達した。マシュマロ ASMR・寸劇 ASMR 等の派生形態が継続的に登場し、視聴者層の拡大が進行している。配信プラットフォームの中性的・非成人向けコンテンツとしての ASMR 動画と、成人向け音声配信プラットフォームの ASMR 音声作品は、別個の市場として並行して発達している。

派生形態と隣接概念

制作技法による細分化

ASMR 作品の制作技法には、多様な選択肢が存在する:

  • バイノーラル録音: 両耳の位置に近い 2 マイクによる立体音響録音。ヘッドホン視聴で立体的音響体験を提供する基本技法。
  • 環境音録音: 雨音・風音・環境音等の自然音を中核とする録音。
  • ロールプレイ: 特定のシチュエーション(美容師の施術・耳掃除・看病等)を音声で再現する制作様式。
  • ウィスパー: ささやき声を中核とする制作様式。

隣接ジャンルとの関係

ASMR は、より広い音声作品・映像作品の領域と隣接する。主観撮影作品との接続、同人誌文化における音声作品の市場、個人撮影の文脈における音声配信等、各隣接ジャンルとの相互浸透が進行している。

成人向け ASMR 音声作品は、オナニーサポート機能を明示する作品類型を含む。視聴者の自己投影・自慰行動への直接的奉仕を意図する作品が、独立サブジャンルを形成している。

「シチュボ」の系譜

日本の同人音声領域における「シチュエーション・ボイス」(略してシチュボ、シチュエーションボイス)は、2000 年代から存在した音声作品の系譜であり、現在の ASMR 音声作品の直接の前身に位置する。シチュボは特定のシチュエーション(告白・耳元の囁き等)を音声で再現する形式で、バイノーラル録音技法の普及前から発達してきた領域である。ASMR の流行はシチュボの系譜に新しい技術的基盤を加えた展開として理解されうる。

文化的言及

学術研究

ASMR は近年、心理学・神経科学・音響心理学の各領域で学術研究の対象となっている。バラット・デイヴィス(2015 年)、ロクテら(2018 年)等の研究は、当該現象の神経学的相関を探究する初期の試みとして参照される。

創作領域との接続

ASMR の制作技法は、より広い音響表現・映像表現の領域に影響を与えている。映画・アニメーション・ゲーム作品における音響演出においても、バイノーラル録音技法・近接マイクの活用等が広がりを見せている。

関連項目

PR

PREVIEW 表示はサンプルです。商品情報は順次差し替えられます。

参考文献

  1. Bryson Lochte, et al. 『An fMRI investigation of the neural correlates underlying ASMR』 BioImpacts (2018) — ASMR の神経科学的研究
  2. Emma L. Barratt, Nick J. Davis 『More Than a Feeling: Autonomous Sensory Meridian Response (ASMR)』 PeerJ (2015) — ASMR の最初期の学術論文のひとつ
  3. 『音声作品の歴史』 DLsite 関連記事 (2020) — 音声作品市場の業界誌記述
  4. 『現代用語の基礎知識』 自由国民社 (2018)
続けて読まれたエロ単語 Ero Words

フェチ あしふぇち / ashifuechi

フェチ・嗜好

バチボコ ばちぼこ / bachiboko

フェチ・嗜好

ばとう / batou

フェチ・嗜好

びやく / biyaku

フェチ・嗜好

ボディコン ぼでぃこん / bodeikon

フェチ・嗜好