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ラブホテル

rabuhoteru
分類風俗・業界 用例「出張先でラブホテルに泊まった」 「終電を逃してラブホで仮眠した」 用法名詞・動詞 関連風俗 / デリヘル / メンズエステ / 出会い系 / 出張ホスト 最終更新 ▸ 累計 PV

幹線道路沿いの派手な看板、回転式ベッドのある一室、駐車場のカーテン、フロントの非対面チェックイン。日本固有の宿泊業態として、戦後経済成長と都市住宅事情のなかで独自に発達した形式が、ラブホテルである。

ラブホテル(love hotel、ファッションホテル、ブティックホテル等とも)とは、男女が宿泊・休憩を目的とする個室宿泊業態の総称である。本項では風営法上の店舗型性風俗特殊営業の一区分として、また旅館業法上の宿泊業として、二重規制のもとで運営される現代日本固有の業態を扱う。

概要

ラブホテルの基本サービスは、(1) 男女カップルを主要対象とした個室の提供、(2) 短時間の「休憩」(2〜4 時間)と長時間の「宿泊」(夜間 22 時以降から朝)の二段階料金、(3) 非対面チェックイン(パネル式・タッチパネル式の部屋選択)、(4) 装飾的な室内設備(派手な内装、特殊ベッド、サウナ、ジャグジー等)、を特徴とする。

法的には風営法上の「店舗型性風俗特殊営業 4 号」(専ら異性を同伴する客の宿泊の用に供する施設)として届出を行うか、旅館業法上の通常旅館・ホテルとして許可を受けるかの二択がある。届出/許可の選択により、立地規制・構造規制・営業時間規制の適用範囲が異なる。

語源

「ラブホテル」は和製英語で、1968 年に大阪・伊丹に開業した「ホテル ラブ」、または 1973 年の東京・道玄坂「目黒エンパイア」に淵源を持つとされる要出典。1970 年代の都市部で、男女カップル向け宿泊業態の一般名称として定着した。

業界・法令上の正式名称は地域により異なる。「ファッションホテル」「ブティックホテル」「レジャーホテル」「アベックホテル」「カップルズホテル」等の呼称が、時代・地域別に並行して用いられる。1985 年の風営法大改正以降、業界側は「ラブホテル」のイメージを払拭する目的で「ファッションホテル」「ブティックホテル」等の呼称を意図的に使用する傾向にある。

歴史

前史:連れ込み宿(明治–戦後)

戦前から戦後の日本における男女の密会用宿泊施設の系譜は、(1) 江戸期の出会茶屋・引手茶屋、(2) 明治〜大正期の貸席・待合、(3) 戦後の連れ込み旅館・連れ込み宿、にたどることができる。これらは個室・短時間滞在・対人プライバシー確保を共通要素とし、現代ラブホテルの遠い祖先となる。

確立期(1968–1985)

1968 年、大阪・伊丹に開業した「ホテル ラブ」が、日本初の「ラブホテル」を名乗った業態とされる。1973 年、東京渋谷・道玄坂に「目黒エンパイア」が開業し、回転ベッド・天井鏡・スケスケドア等の派手な装飾を売りにする業態として全国的に話題となった。

1970 年代後半から 1980 年代前半にかけて、幹線道路沿い・繁華街周辺に「ラブホテル」を冠した宿泊業態が急速に拡大した。大阪・池田、東京・大久保、横浜・川崎・五反田、名古屋等で、独立した「ラブホテル街」が形成された。

1985 年風営法改正

1985 年の風営法大改正により、ラブホテルは「店舗型性風俗特殊営業」の一区分として明確に位置づけられた。同法の規定により、(1) 都道府県条例で指定された地域以外での新規出店が禁止、(2) 学校・図書館・病院等の周辺での出店制限、(3) 構造設備・看板の規制、(4) 営業時間の制限、が適用された。

これらの規制を回避するため、業界側は「ラブホテル」を名乗らない「シティホテル」「ビジネスホテル」「シングルホテル」等の名称で、実質的にラブホテル機能を持つ施設を開業する流れが強まった。これが後の「偽装ラブホテル」問題の起点となる。

偽装ラブホテル問題(2000 年代以降)

2000 年代以降、旅館業法上の通常ホテルとして許可を取得し、実質的にラブホテルとして運営する「偽装ラブホテル」が業界の主流となった。風営法上の店舗型性風俗特殊営業として届出した場合の各種規制(立地、看板、営業時間)を回避できる利点がある。

警察庁の統計では、風営法に基づくラブホテルの届出は全国約 7,000 軒と把握されているが、実態として推定 35,000 軒の偽装ラブホテルが存在するとの業界推計がある要出典。これら偽装ラブホテルの大部分は、内装・運営・客層は通常のラブホテルとほぼ同等である。

2010 年代以降

2010 年代に入り、ラブホテルの内装・サービスは大きく変化した。一部チェーンは「カップルが宿泊するブティックホテル」を志向し、若年カップル・観光カップルを対象としたデザイン重視の施設(「ファッションホテル」)を展開した。一方で、低価格帯の伝統的ラブホテルも継続的に運営されている。

訪日外国人観光客の増加とともに、海外の旅行ガイドが日本のラブホテルを独自の文化観光対象として紹介する事例も増加した。Sarah Chaplin『Love Hotels: An Inside Look』(2007)等の海外学術書も登場している。

法的位置づけの詳細

風営法上のラブホテル(店舗型性風俗特殊営業 4 号)として届出するためには、(1) 部屋の 7〜8 割以上が「異性同伴客の宿泊用途」、(2) 外観・看板・室内設備の規制適用、(3) 立地が都道府県条例の指定地域内、を満たす必要がある。届出を行うと、各種規制下で公的に「ラブホテル」として営業できる。

旅館業法上の通常ホテルとして許可を取得する場合は、(1) 個室の利用形態を「カップル限定」とせず広く宿泊客を受け入れる建前、(2) 看板・広告で「ラブホテル」を名乗らない、(3) フロント設置・宿泊台帳記入等の旅館業法の運営要件、を満たす必要がある。

実態としては、多くの「偽装ラブホテル」が後者の旅館業法ルートを採用し、運営上の規制を緩和した形で運営されている。警察行政・行政指導は事案ごとに「実質的なラブホテル該当性」を判断するが、明白な違反でない限り旅館業法上の運営は維持される。

サービスと内装

ラブホテルの典型的サービス:

  • 短時間「休憩」(2〜4 時間、3,000〜8,000 円)
  • 夜間「宿泊」(22 時頃〜翌朝、6,000〜20,000 円)
  • 部屋選択(パネル式タッチパネルでの部屋選び)
  • 非対面チェックイン(部屋番号の鍵を受取る)
  • 室内自動精算システム

伝統的ラブホテルの装飾的内装:

  • 大型ベッド(ハート型、ラウンド型、回転式等の特殊形態)
  • 室内ジャグジー、サウナ、シャワーブース
  • 壁・天井の鏡、装飾照明
  • 大型 TV、カラオケ、自販機
  • アダルトビデオ視聴設備、コスチューム貸出

近年のブティック・ファッションホテルは、これらの過度な装飾を排して、デザインホテル風の落ち着いた内装に転換する傾向が強まっている。

主要立地

ラブホテルの主要立地は、(1) 都市繁華街周辺、(2) 都市部の交通要衝、(3) 郊外幹線道路沿い、(4) 観光地周辺、と多様である。

東京の主要集積地: 渋谷・道玄坂、新宿・大久保、池袋、五反田、上野、亀有、町田等。鶯谷・池袋・新宿周辺は地下鉄・JR の主要駅に近接し、繁華街利用者向けの集積を成す。

大阪: 池田、大東、東大阪、堺等の郊外。大阪市内では、ミナミ・難波・梅田周辺の繁華街周辺に複数の集積。

その他主要都市: 名古屋・栄、福岡・博多、札幌・すすきの、神戸・三宮等。

幹線道路沿いの「カップルホテル」「ファッションホテル」は、車利用客向けの大型駐車場・客室を備える郊外型のラブホテル形態で、地方都市・郊外で広く展開している。

文化的言及

ラブホテルは、戦後日本の都市住宅事情・性愛文化・宿泊業の交差点として、文化人類学・都市社会学・建築学等の研究対象となってきた。金益見『ラブホテル考』(ミネルヴァ書房、2008)は、ラブホテルの建築・運営・社会的位置を体系的に論じた代表的研究である。

海外メディアでは「日本固有の宿泊業態」として、観光ガイド・ドキュメンタリー・学術書(Sarah Chaplin、Stephen Boyles 等)で広く紹介されている。日本の都市住宅事情(住宅の狭さ、家族同居の慣行、性的プライバシーの不足)と並行して発達した独自の業態として、海外学術界から注目を集めている。

ラブホテルは、戦後日本の都市・住宅・性愛文化の独自構造を反映する宿泊業態として、現在も全国で数万軒規模が運営される、日本の生活文化の一部となっている。

関連項目

参考文献

  1. 『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』 日本国法令 (1948)
  2. 『旅館業法』 日本国法令 (1948)
  3. 『偽装ラブホテル - Wikipedia』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E8%A3%85%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB
  4. 金益見 『ラブホテル考』 ミネルヴァ書房 (2008)
  5. Sarah Chaplin 『Love Hotels: An Inside Look』 Routledge (2007)

別名

  • love hotel
  • ファッションホテル
  • ブティックホテル
  • レジャーホテル
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