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レズビアン

rezubian
分類人物 別名レズ / レズビアン / lesbian / 百合 / 女性同性愛 用例「彼女はレズビアンを公言している」 百合の漫画を読み込んでいる」 用法名詞・動詞 ▸ 累計 PV

レズビアンとは、性的・恋愛的指向の対象が同性(女性)である女性を指す語であり、近代以降の日本ではセクシュアリティ概念およびサブカルチャー上のジャンル双方の文脈で用いられる重要な概念である。本項目は当事者文化・概念史を中心に記述し、商業的・客体化的な略称「レズ」とは慎重に区別する。

レズビアン(lesbian)は、性的・恋愛的指向の対象が同性である女性を指す英語起源の語であり、日本においては明治末期以降に医学・性科学の用語として導入された。日常語領域では略称の「レズ」が広く流通したが、当事者団体・学術領域・近年のメディア表現においては、当該略称が差別語として機能する側面が指摘されており、正式名称「レズビアン」の使用が推奨される傾向にある。本項では語史、ジェンダー論的位置づけ、サブカルチャーにおける百合ジャンルとの関係を扱う。

概要と用語の問題

「レズビアン」は、性的・恋愛的指向の対象が女性である女性を指す中立的・正式な語である。これに対し略称「レズ」は、20 世紀後半の日本において広く用いられたが、当事者の側からは揶揄的・差別的に用いられる場面が多いことが繰り返し指摘されてきた。当事者団体「レズビアン・コミュニティ」「ウーマンズフォーラム」「LOUD」などは、1990 年代以降、正式名称「レズビアン」または「ビアン」(同共同体内で用いられる愛称形)の使用を推奨してきた。

クレア・マリィ『レズビアンである、ということ』(2013)は、日本語におけるレズビアンを巡る語彙の政治学を分析し、「レズ」が成人向け作品の文脈で消費的・客体化的に用いられてきた経緯と、当事者の自己呼称との乖離を指摘している。本項では、人物類型としての記述には正式名称「レズビアン」を主に用い、歴史的文脈・サブカルチャー上の用法を扱う場合のみ「レズ」の語を併記する。

語源

「レズビアン」は、古代ギリシアのレスボス島(Lesbos)に由来する語である。同島の出身であった女性詩人サッポー(Sappho、紀元前 7 世紀末〜6 世紀)が女性への恋愛感情を主題とする詩を残したことから、レスボス島の名がのちに女性同性愛を指す語の語源となった。英語 lesbian が現代的な意味で用いられるようになるのは 19 世紀後半であり、医学・性科学領域での流通が先行した。OED は同語の現代的用法の初出を 1890 年代とする。

日本語への導入は、明治末期から大正期にかけての性科学翻訳を通じて行われた。クラフト=エビング『変態性慾』(邦訳 1913)、ハヴロック・エリス諸著作の翻訳などを通じて、「レスビアン」「レスビアニズム」の語が学術領域に流通した。

歴史

前近代日本における女性同性愛

前近代日本社会における女性同性愛の歴史的記録は、男性同性愛(衆道・若衆道)に比して断片的である。江戸期の浮世草子・読本にはわずかながら女性同士の関係を扱う記述が見られ、徳川幕府の大奥や明治期の女学校における女性同士の親密な関係(「お手紙」「エス」)は、当時から記録の対象となっていた。

「エス」は「sister」の頭文字に由来し、明治末期から大正期にかけての女学校文化において、上級生と下級生との間の親密な関係を指す語として広く用いられた。性的関係を必ずしも伴わない、情緒的・精神的紐帯を主とする関係であったが、後年の女性同性愛文化の前史として位置づけられることがある。

戦後の同性愛者運動

戦後、特に 1971 年の「マーガレット・メンバーズ」(日本初のレズビアン団体)、1985 年の「れ組スタジオ」設立を契機として、当事者による自己呼称・社会運動が形を取るようになった。1990 年代以降、「LOUD」「すこたん企画」など複数の団体が活動し、可視性の向上と権利保障の運動が展開された。

2010 年代以降、同性パートナーシップ制度の地方自治体導入(2015 年 渋谷区・世田谷区を皮切りに)が広がり、社会的認知の制度化が進行している。一方、同性婚の法制化は 2026 年現在も未実現であり、当事者団体による訴訟・立法運動が継続中である。

百合との関係

日本の漫画・小説・アニメの領域には、女性間の親密な関係を主題とする「百合(ゆり)」と呼ばれるジャンルが確立している。語源は雑誌『薔薇族』(男性同性愛雑誌)の対概念として 1970 年代に成立した「百合族」に遡るとされ、その後 2000 年代以降に独立したジャンル名として定着した。

百合ジャンルは、性的描写の濃淡・対象読者層・想定する作者層において多様であり、必ずしもレズビアン当事者を描くものとは限らない。藤本由香里らによる『百合の真理』(2020)は、百合ジャンルが必ずしも当事者の現実を反映するものではなく、独自の文学的記号体系として発展してきた経緯を分析している。

百合ジャンルとレズビアン当事者文化との関係は単純ではない。当事者からは、百合ジャンルの作品が現実のレズビアン当事者の経験と乖離した理想化的描写を行うことへの批判が提示される一方、可視性の向上に寄与する側面を評価する立場もある。

サブカルチャーにおけるレズもの

成人向け作品の領域では、女性同士の関係を主題とする作品は「レズ」「百合」「女女」などのタグで流通している。一般読者・視聴者が女性同士の関係を消費的に観賞する形式が多く、当事者文化との乖離が課題として論じられる領域である。

成人向け漫画・AV における「レズ」ジャンルは、1990 年代以降に独立カテゴリとして体系化された。男性視聴者を主な対象とする作品群と、女性読者・LGBT 当事者を対象とする作品群が並立する状態が現代的状況であり、両者は同じ「レズ」「百合」のタグの下にあっても、内容・文体・倫理的配慮において大きく異なる。

身体接触の形態としては、クンニリングス、相互愛撫、玩具を用いた行為などが描かれる。本項では具体的な行為類型については関連項目を参照されたい。

ジェンダー論との関係

第二波フェミニズム以降、レズビアン経験は女性主体性・性的自己決定権の議論において中心的な位置を占めてきた。アドリエンヌ・リッチ「強制的異性愛とレズビアン存在」(1980)、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』(1990)など、レズビアン経験を理論化する英語圏フェミニズム・クィア理論の系譜が、日本にも 1990 年代以降に紹介されてきた。

クィア・スタディーズの領域では、レズビアン・カテゴリそのものの脱本質化・脱固定化が論じられ、固定的なアイデンティティとしてのレズビアンから、流動的なセクシュアリティの一形態としての位置づけへと、議論の重心が移動しつつある要出典

倫理的留意

本項は、女性同性愛を性的客体化する記述ではなく、社会的・歴史的・文化的事象として記述するものである。略称「レズ」の語が当事者に対して差別的に機能する側面に留意し、現実のレズビアン当事者の存在と尊厳に十分な配慮をもって記述することが、執筆・編集における重要な原則である。

関連項目

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参考文献

  1. クレア・マリィ 『レズビアンである、ということ』 明石書店 (2013)
  2. McLelland, Mark 『Queer Japan from the Pacific War to the Internet Age』 Rowman & Littlefield (2005)
  3. 藤本由香里 ほか 『百合の真理―『百合』はどこから来てどこへ行くのか』 青弓社 (2020)
  4. 『lesbian, n. and adj.』 Oxford English Dictionary (OED Online) https://www.oed.com/dictionary/lesbian_n
  5. 菊地夏野・堀江有里・飯野由里子 編 『クィア・スタディーズをひらく』 晃洋書房 (2019)
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