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コミケ

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分類エロ作品 用例夏コミで始発から並んだ」 「今年の冬コミは欠かさず参加する」 用法名詞 最終更新 ▸ 累計 PV

8 月の早朝 5 時、東京ビッグサイトの周辺は数十万の人で埋め尽くされる。徹夜組、始発組、企業ブース狙い、お目当てサークルの新刊狙い、それぞれの目的で同じ場所に集まる。日本最大の同人誌即売会、世界最大規模のファン主体即売会、それがコミケである。

コミケ(コミックマーケット、Comic Market、略号 C+回数)とは、東京で年 2 回(夏季・冬季)開催される世界最大規模の同人誌即売会である。1975 年 12 月の初回開催から半世紀近い歴史を持ち、参加サークル数約 3 万、参加者数延べ 50〜70 万人規模で運営される、日本サブカルチャーの中核イベントとなっている。

概要

コミケは「コミックマーケット準備会」と呼ばれる任意団体が主催する非営利イベントで、(1) 同人誌・同人ゲーム・グッズ等を制作する「サークル」が頒布スペースを得て頒布する、(2) これらを購入する「一般参加者」が来場する、(3) 商業出版社・ゲーム会社等の「企業ブース」が出展する、という三層構造を取る。

会場は 1996 年以降は東京ビッグサイト(東京国際展示場、江東区有明)で、夏(8 月中旬)と冬(12 月末)の年 2 回、それぞれ 3〜4 日間にわたって開催される。1 回の開催で約 3 万サークル、述べ 50〜70 万人の参加者を集める規模である。

参加サークルの過半数は二次創作系で、商業マンガ・アニメ・エロゲ・ライトノベル等の原作キャラクターを描いた同人誌が中心となる。残りはオリジナル創作系・評論系・同人ゲーム系等が占める。成人向け同人誌の比重は伝統的に大きく、コミケは性的二次創作エロマンガ系の主要流通機会となっている。

歴史

創設(1975)

1975 年 12 月 21 日、東京・港区虎ノ門の旧日本消防会館ビル内会議室で、第 1 回コミックマーケットが開催された。批評集団「迷宮 ‘75」(亜庭じゅん、原田央男、米沢嘉博、高宮成河、式城京太郎ら)の企画・主催で、参加サークル 32、参加者約 700 名(主催者発表)の規模だった。

創設の動機は、当時の既成「マンガ大会」(まんがワールド、日本漫画大会等)に対する批判から、より開かれた・参加者主体の即売会を作るというものだった。米沢嘉博(後に二代目代表)は、商業漫画市場とは別の場所で創作・批評を交わす場を構想したと述べている。

拡大期(1976–1995)

コミケは年 2〜3 回の頻度で継続開催され、参加サークル・参加者数は着実に拡大した。1979 年に晴海の東京流通センター、1981 年に晴海展示場(東京国際見本市会場)に会場を移し、1980 年代を通じて 1 万サークル規模まで拡大した。

1980 年代後半の『キャプテン翼』『美少女戦士セーラームーン』等のヒット作品、1995 年の『新世紀エヴァンゲリオン』社会現象と並行して、コミケの規模は爆発的に拡大した。1995 年夏の C48 では参加サークル数が 2 万を超え、晴海展示場の物理的限界に近づいた。

東京ビッグサイト時代(1996–現在)

1996 年夏の C50 から、会場は東京ビッグサイト(東京国際展示場)に移った。東館全フロア使用で、3 万サークル規模を収容できる物理的容量を確保した。1990 年代後半から 2000 年代にかけて、企業ブースの出展が増加し、商業アニメ・ゲーム業界とコミケの連動が強化された。

2010 年代以降は西館・南館も併用する形態となり、3 日開催から 4 日開催への拡張(2019 年冬の C97 から)、入場制度の有料化(同 C97 以降、リストバンド型参加証 1,000 円程度)等の運用変更が行われた。

COVID-19 期(2020–2022)

2020 年春の C98 はコロナ感染拡大を受けて中止となり、コミケ史上初の中止イベントとなった。2021 年の C99 は規模縮小・入場制限つきで開催、2022 年の C100 で通常開催に近い形に復帰した。

現状(2023–)

2024 年・2025 年の開催では、COVID-19 前の規模(参加者 50 万人超)に概ね回復している。一方で、若年層の同人誌離れと配信プラットフォームの台頭、印刷費・送料の上昇、即売会の入場料設定等、運営側の課題も継続している。

2025 年で創設 50 周年を迎え、コミックマーケット準備会は記念プロジェクトを展開している。

運営構造

コミケは「コミックマーケット準備会」が運営する非営利イベントである。準備会は数百名規模のスタッフ(全員ボランティア)で構成され、開催ごとに会場運営、サークル選別、トラブル対応等を担う。準備会代表は初代・米沢嘉博(2006 年逝去)、二代目以降は集団代表制を採っている。

サークル参加は事前申込制で、毎回の応募数は当選枠を大きく超える(倍率 1.5〜2 倍)。一般参加は近年は有料リストバンド制で、入場日時を分散させる運用である。

同人誌・二次創作の流通機会としての位置

コミケは、同人誌の最大の流通機会であり、サークル側にとっては年間制作物の発表機会、消費者側にとっては紙の同人誌を入手する主要機会となっている。コミケで頒布された同人誌の一部はその後、同人ゲーム流通サイト(虎の穴、メロンブックス、DLsite 電子版)で販売され、より広い読者に届く流路が形成されている。

性的二次創作同人誌は、コミケの参加サークルの主要部分を占める。コミックマーケット準備会は、成人向け頒布物に対する自主規制ガイドラインを定め、サークル側は印刷所・即売会の両面で表現の境界を運用している。

著作権・法的論点

コミケで頒布される二次創作同人誌は、日本の著作権法上は原則として翻案権・複製権の侵害となりうる行為である。しかし著作権侵害は親告罪であり、原作者・出版社の多くが二次創作を「黙認」する姿勢を取っているため、現実には大規模な摘発・告訴は発生していない。

成人向け頒布物については、刑法 175 条のわいせつ図画頒布罪、青少年保護育成条例等の規制があるため、印刷所・即売会の側で性器表現の修整(モザイク・墨入れ)等の自主規制が運用されている。

2018 年の著作権法改正・TPP 関連法改正で一部の侵害が非親告罪化されたが、同人誌の二次創作は実質的に対象外とする運用方針が示され、コミケ運営は継続可能な状態となっている。

文化的言及

コミケは、戦後日本のサブカルチャー史・出版史・著作権論の主要研究対象である。コミックマーケット準備会自身による『コミックマーケット 30’sファイル』(青林工藝舎、2005)は、創設 30 年の包括的記録である。Sharon Kinsella『Adult Manga: Culture and Power in Contemporary Japanese Society』(2000)等の海外研究もコミケを主要な分析対象として扱っている。

コミケは、日本のサブカルチャー経済・二次創作文化・エロマンガ市場の中核装置として、現在も継続的な運営と研究の対象となっている。

関連項目

参考文献

  1. 『コミックマーケット - Wikipedia』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
  2. コミックマーケット準備会 編 『コミックマーケット30'sファイル』 青林工藝舎 (2005)
  3. 『コミックマーケット年表』 コミックマーケット準備会 https://www.comiket.co.jp/archives/Chronology.html
  4. 『What is the Comic Market?』 コミックマーケット準備会 https://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn202001.pdf
  5. 『コミケ初代代表が語る「コミックマーケットを作った理由」』 BOOKSTAND https://bookstand.webdoku.jp/news/2014/01/15/141000.html

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